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【Le petit prince】第4回・形容詞について

昨年、ちょうど一年前の6月にそれまで一年取り組んでいた翻訳講座が終了して一息ついたところでした。
それからあまり間をおかず、こちらの「フランス語脳プロジェクト」に参加(2014年からは、「虎と小鳥のフランス語スクール」と改名されたようです)し、一年で文法・読解・仏検対策・虎と小鳥のフランス語日記、とフランス語漬けな日々を送っておりました。

ブログには記事をあげていませんでしたが、一年で学べるだけ、最大限に授業を活用してきた記憶があります。でもブログにはカテゴリを作ったまま放置状態でした……。
今回、フランス語を使ったお仕事依頼が入ったのをきっかけとして、もう一度、この講座を復習しようと思い立ちました。
あの頃は授業についていくのに必死でしたが、今ならもう少し違った目で授業を見られる、と、思いま、す……多分。

そんなわけで、出来る限り簡潔にフランス語脳プロジェクトで受けた授業の復習記事を上げていこうと思います。

※ブログ運営者である私(ソフィー)はドイツ語履修者です。そのため、ドイツ語から見たフランス語、といった視点が混じります。ちょいちょい挟まれるドイツ語やドイツ関連は豆知識としてご活用いただければ幸いです。

***

さて、ブログには第一回から第三回まで上がっていたので、第四回から再開します。
今回は、「形容詞」についてです。

その前に、この「星の王子さまで学ぶゼロからのフランス語文法・会話講座」の構成を復習。
前半は、その回に関係のある文法事項をからめた「星の王子さま」の内容を解説してもらいます。
後半は、純粋に文法解説。
文法を知りたいだけなら後半だけでも、とも思わないでもないですがところがどっこい。前半と後半は分かちがたく影響し合っているので、飛ばすことはおススメしません。復習でも頭から尻尾まで味わいつくすが一番です。それを思うと、この講座は本当に計算し尽くされて構成されているんだな、と実感します。

<前半・2つのsérieux

星の王子さまの世界には、ひとつの単語にふたつの意味を持たせていると解説があります。

sérieux
真面目で、真剣。


ぱっと見には同じようにも取れるのですが、解説では耳に痛い、「ファシズム」のお話が。

もともと星の王子さま自体が第二次世界大戦中に書かれたお話であり、作品を深く掘り下げようとするのであれば避けて通れないのですが。
作者のサンテグジュペリが献辞をささげたのがユダヤ人であったレオン・ヴェルト氏であり。
そのユダヤ人をなくしてしまおうとしたナチス(ひいてはファシズム)を作中で比喩といった形で批判していたそれこそが、「serieux」であると、織田先生は語ります。

ただ「真面目 sérieux 」なだけではなく、良心を足して初めて、「真剣 sérieux 」になれる。

これは大戦後のドイツの教育に少なくとも徹底されていると思います。
考えることなく、流されるままではあかん、と。
戦後ドイツでは、徹底して「自分の頭で考えろ」「物事をそのまま受け入れず、まずは疑ってかかれ」教育がなされたおかげで、現在のちょっと「ドイツ人を説得するのは本当に大変です」状態が生まれました。




<後半・形容詞について>

形容詞が使いこなせるようになると、
・知的な会話が可能となる
・どういう風に自分が世界をとらえているかを人に伝えられる
・コミュニケーションが豊かになる
と、良いところばかりですね。
つまり、それだけやりがいのある単元ということで……。

第一回から引き続いての「形」については大変多くの変化形がありましたね。
ひとつひとつ書いていると長いのと、おそらく見ている方も退屈かしら、と思うので割愛で。

変わりに、これだけたくさん変化するその大本は何なのか、は押さえておきたいと思います。

フランス語は、「音を非常に大事にする言語」です。

形容詞が男性形から女性形に変わる(語尾に-ère や-ète をつける)ことによって読み方が変わってしまうのは、非常に気持ちが悪い。
だったら、音が同じになるようにアクサン・グラーブや子音を二重にすることで、音の変化が起こらないようにしたらいい!
なるほど、だから、こんなにもこまごまとした変化が起こるんだなあ、と納得しました。

beau → bel (美しい)
nouveau → nouvel (新しい)
fou → fol (おろかな)
mou → mol (柔らかい)
vieux → vieil (年老いた)

この「男性単数第二形」も、仕組みがわかれば次からは自分で一から組み立て可能です。

<形容詞を置く位置>
・基本後ろに置く。
・前に置くときは、その名詞に対して「主観的」な判断を下しているとき。

例文が非常に分かりやすかったです。
dernier mois
(最後の月。「私にとって」最後の月であって、隣の同僚にはまだ数年残っている。
今月がこの席に居られる「最後の」月)

mois dernier
(先月。誰にとっても、最後の月。つまり前の月)

ひとつひとつの単語を覚えるのではなく、こういった概念(=文法)を覚えることで今後の応用がきく学習方法は素晴らしいですね。

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